慶應義塾大学医学部・大学院医学研究科と大阪大学大学院医学系研究科・医学部は、相互の連携・協力を推進するための基本協定を締結しました。
本協定は、緒方洪庵が開いた適塾を源流とする両大学が、国立と私立という異なる背景を超えて、教育、研究、診療において相互の交流を深め、連携・協力することにより、学術を発展させ、グローバルに活躍できるアカデミア人材を育成することを目的としています。
2019年1月12日に、本協定の締結を記念して、調印式が行われました。
調印式に続いて、両大学の医学部長をはじめとする執行部により、今後の協力体制についての意見交換会が行われました。意見交換会では、教育、研究、診療、人材育成、組織運営および長期的な発展に向けての様々な課題について、それぞれの大学の具体的な事例を交えながら、長時間にわたり熱のこもった議論が交わされ、これまでにない実質的な連携・協力のあり方が模索されました。
今後、本協定に基づく両大学の組織的・継続的な連携・協力の下で、共同研究や学生交流にとどまらない活発な交流が期待されます。