12月27日付で平成30年度 日本医療研究開発機構(AMED)「ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業(先端ゲノム研究開発)」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成30年1月19日(金)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成30年1月22日(月)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業(先端ゲノム研究開発)
https://www.amed.go.jp/koubo/04/01/0401B_00008.html
AMED 基盤研究事業部 バイオバンク課
〇研究開発課題1
ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業(先端ゲノム研究開発)
【研究開発費の規模】1課題あたり年間50~200百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長5年(平成30年度~平成34年度)
【採択課題予定数】0~3課題程度
≪研究事業と公募の趣旨≫
本事業ではゲノム医療の実現に向けた研究を推進している。個人の体質を規定すると思われるゲノム情報を医療実装するには、大規模なゲノム情報を臨床情報と紐付けしながら解析していく必要がある。これを達成するのに、データシェアリングやサンプシェアリングによりゲノム・オミックス情報を集積し活用することが有効である。また、すでに本事業で着手している基盤研究開発の成果を共有して多因子疾患解析に活かし、遺伝要因に加えて環境要因と疾患との関連解析を行っていくことも有効である。
特に、糖尿病をはじめとする生活習慣病やこれらをベースに発症・増悪進行する循環器疾患等、環境要因(ライフスタイル・行動等)の関与が大きく、多くの国民が罹患する一般的な疾患への対応には、前向きの健常人ゲノムコホートや疾患ゲノムコホートを引き続き推進するとともに、遺伝要因に加えて環境要因と疾患の関連を解明する必要がある。
本公募では、糖尿病の重症化、循環器疾患に重点を置き、ゲノムに加え、エピゲノム、メタボローム等のオミックス解析を取り入れ、バイオインフォマティクスを駆使して疾患を層別化し、疾患発症予測・予防法開発を目指す研究提案を公募する。社会実装を見据えた研究開発の提案、また、特に日本人に特異的な遺伝的背景等に着目した提案を求めており、概ね5 年以内に実用化に向けた検証や臨床研究に移行が見込める研究課題(ゲノム医療実現推進協議会が示すStage1)を対象とする。単に遺伝要因と環境要因の相互作用や疾患との関連の解明等のみを目的とする研究開発は対象外とする。
(事業ホームページ;https://www.amed.go.jp/program/list/04/01/005.html)
≪各研究課題の目的と求められる成果、採択条件、提出書類など≫
詳細な説明が公募要領の2~6ページ(https://www.amed.go.jp/content/000026337.pdf)に記載されていますので参照して下さい。
≪応募~採択の手続きとスケジュール≫
公募説明会;平成30年1月12日(金)18:45~20:00 AMED 205会議室(事前申し込み制先着順、〆切平成29年1月10日(水)正午、氏名・フリガナ・所属明記したメールをgenome-platform@amed.go.jpに送信すること。)
応募;e-Radによる申請。所属機関の承認手続きを行うこと。
応募受付期間;平成29年12月27日(水)~平成30年2月2日(金)正午(厳守)
書面審査;平成30年2月上旬
ヒアリング(必要に応じて実施);平成30年2月19日(月)~21日(水)
採否通知;平成30年2月27日(火)
研究開始;平成30年5月1日(火)
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp