3月25日(土)信濃町キャンパス北里講堂において、第12回白衣式が挙行されました。
白衣式は、この4月から臨床実習(クリニカル・クラークシップ)に進む新5年生(98回生111名)を対象に、患者さんに対する誠実な心を再認識させ、医師を目指す者としての心構えを新たにするための式典です。
式典では、岡野 栄之 医学部長、竹内 勤 病院長、北島 政樹 国際医療福祉大学副理事長、同大学名誉学長、慶應義塾大学名誉教授、武田 純三 医学部三四会会長から、臨床の現場で実習を開始するにあたり、患者さんの声に耳を傾け深い観察力をもって判断することの大切さが述べられ、医療人としての心得と餞(はなむけ)の言葉が贈られました。
98回生制作による、各科の教員からのメッセージビデオが披露された後、来賓の方々をはじめ、武田祐子看護医療学部教授、杉本芳一 薬学部長、医学部・病院の執行部の教員が、学生一人ひとりに白衣を着せていく白衣授与が行われ、プロフェッショナリズムを修得する一環として98回生の学生自らが作成した「誓いの言葉」を斉唱しました。
校内の桜のつぼみが膨らむ中、自分の名前が刻まれた真新しい白衣を着た学生たちは、患者さんへの思いやりと奉仕の精神を持ち、患者さんから信頼される医師を目指し、新たな一歩を踏み出しました。
98回生 誓いの言葉
〜義を見てせざるは勇無きなり〜
「自我作古」
常に向上心を持ち、
勇気と使命感を持って、
挑戦し続けます。
「率先垂範」
積極性を持って、
人々の先頭に立ち、
模範を示します。
「報恩謝徳」
これまでに得た、
全ての恩恵について、
常に感謝し、
務めを果たします。
我々98回生は医療者として、ここに誓います。