2017/11/08
信濃町地区研究者各位
11月7日付で平成30年度 日本医療研究開発機構(AMED)「難治性疾患実用化研究事業(1次公募)」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成29年11月27日(月)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成29年11月30日(木)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
難治性疾患実用化研究事業・1次公募
https://www.amed.go.jp/koubo/01/05/0105B_00193.html
AMED 戦略推進部 難病研究課
分野1;希少難治性疾患の克服に結びつく病態解明研究
○研究開発課題1-1
若手研究開発代表者による希少難治性疾患の独創的な病態解明研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間8百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~10課題程度
○研究開発課題1-2
希少難治性疾患の病態解明研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間12百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~5課題程度
分野2;希少難治性疾患に対する画期的な医薬品医療機器等の実用化に関する研究
○研究開発課題2-1
薬事承認を目指すシーズ探索研究(ステップ0)
【研究開発費の規模】1課題あたり年間8~24百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~20課題程度
○研究開発課題2-2
治験準備(ステップ1)
【研究開発費の規模】1課題あたり年間24~60百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~7課題程度
○研究開発課題2-3-1
医師主導治験[新規化合物治験(ステップ2)]
【研究開発費の規模】1課題あたり年間45~90百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~10課題程度
○研究開発課題2-3-2
医師主導治験[ドラッグ・リポジショニング治験(ステップ2)]
【研究開発費の規模】1課題あたり年間23~45百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~5課題程度
分野3
○研究開発課題3
診療に直結するエビデンス創出研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間8~12百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~30課題程度
分野4
○研究開発課題4
希少難治性疾患の研究及び医療の発展に資する情報基盤構築研究(難病プラットフォーム)
【研究開発費の規模】1課題あたり年間310百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~1課題程度
分野5;未診断疾患イニシアチブ(Initiative on Rare and Undiagnosed Disease: IRUD): 希少未診断疾患に対する診断プログラムの開発に関する研究
○研究開発課題5-1
IRUDコーディネーティングセンター
【研究開発費の規模】1課題あたり年間40百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】1課題程度
○研究開発課題5-2
IRUD拠点病院
【研究開発費の規模】1課題あたり年間4~8百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】30~40課題程度
○研究開発課題5-3
IRUD解析センター
【研究開発費の規模】1課題あたり年間40~80百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】3~5課題程度
○研究開発課題5-4
IRUDデータセンター
【研究開発費の規模】1課題あたり年間35百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】1課題程度
≪研究事業の背景と目標≫
本事業は、「希少性」、「原因不明」、「効果的な治療方法未確立」、「生活面への長期にわたる支障」の4 要件を満たす希少難治性疾患を対象として、病因・病態の解明、画期的な診断・治療・予防法の開発を推進することで、希少難治性疾患の克服を目指すものです。なお、研究開発費の効率的活用の観点から、「がん」「生活習慣病」「精神疾患」等、他の事業において組織的な研究の対象となっている疾病等は本事業の対象としません。
本研究事業が含まれる難病克服プロジェクトでは、2020 年頃までに難病をターゲットに医薬品・医療機器等の薬事承認や適応拡大を11 件以上達成すること、欧米等のデータベースと連携した国際共同臨床研究及び治験を開始すること、未診断又は希少疾患に対する新規原因遺伝子又は新規疾患の発見を5 件以上達成することを目標としており、その達成に向けた成果が望まれます。
(事業ホームページ;https://www.amed.go.jp/program/list/01/05/001.html)
≪各研究課題の目標と求められる成果、採択条件、留意事項、提出書類≫
詳細な説明が公募要領の48~78ページ(https://www.amed.go.jp/content/000023418.pdf)に記載されていますので参照して下さい。
≪応募~採択の手続きとスケジュール≫
e-Radによる申請。所属機関の承認手続きを行うこと。
応募受付期間;平成29年11月7日(火)~平成29年12月11日(月)正午(厳守)
書面審査;平成29年12月中旬~平成30年1月上旬
ヒアリング(必要に応じて実施);平成30年1月19、22、25、26日のいずれか。
採否通知;平成30年3月中旬
研究開始;平成30年4月1日(日)以降
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp