2017/11/13
信濃町地区研究者各位
11月9日付で平成30年度 日本医療研究開発機構(AMED)「障害者対策総合研究開発事業(1次公募)」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1) 応募意思の申し出締切:【平成29年11月28日(火)】
(2) 応募書類一式提出締切:【平成29年12月1日(金)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
障害者対策総合研究開発事業・1次公募
https://www.amed.go.jp/koubo/01/04/0104B_00006.html
AMED 戦略推進部 脳と心の研究課
○研究開発課題1
【身体・知的等障害分野】
強度行動障害者への支援におけるセンサー技術を用いた評価システムの開発
【研究開発費の規模】1課題あたり年間5百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~1課題程度
○研究開発課題2
【身体・知的等障害分野】
身体・知的等障害児・者やその家族の生活支援や社会参加を促進するための研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間4百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
○研究開発課題3
【神経・筋疾患分野】
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群に対する診療ネットワークモデルの開発
【研究開発費の規模】1課題あたり年間15百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~1課題程度
○研究開発課題4
【神経・筋疾患分野】
筋疾患患者に出現するサルコペニアのメカノセンシングの特性の解明と筋萎縮、崩壊の画期的評価、予防方法の開発
【研究開発費の規模】1課題あたり年間8百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~1課題程度
○研究開発課題5
【感覚器障害分野】
感覚器障害をもつ人やその家族の生活支援、社会参加、就労移行支援などを促進するための研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間5百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
○研究開発課題6
【感覚器障害分野】
慢性めまいの診断法確立とめまい指導の有用性に関する研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間4百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
○研究開発課題7
【感覚器障害分野】
災害時における視覚障害者対応システムの構築に関する研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間4百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
○研究開発課題8
【精神障害分野】
バイオマーカー等で精神疾患の層別化を行い、治療法の最適化を目指す研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間20百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~1課題程度
○研究開発課題9
【精神障害分野】
精神障害を持つ妊婦および周産期うつ病を呈する母子への治療と医療的支援方法の開発研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間8百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
○研究開発課題10
【精神障害分野】
慢性的な抑うつ症状を呈する人への治療・支援方法の開発
【研究開発費の規模】1課題あたり年間8百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
○研究開発課題11
【精神障害分野】
精神疾患・発達障害をもつ人やその家族の生活支援、社会参加、就労移行支援などを促進するための研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間4百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
○研究開発課題12
【精神障害分野】
ニューロフィードバック法による嗜癖性障害の治療法の開発研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間10百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~2課題程度
○研究開発課題13
【精神障害分野】
レジストリの構築・統合により精神疾患の診断法・治療法を開発するための研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間40百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~1課題程度
○研究開発課題14
【精神障害分野】
発達障害者の緊急時支援のチーム支援活動に関するマニュアル開発のための研究
【研究開発費の規模】1課題あたり年間4百万円程度(間接経費を含まず)
【予定期間】最長3年(平成30年度~平成32年度)
【採択課題予定数】0~1課題程度
≪研究事業の背景と目標≫
わが国における身体・知的・精神(発達障害含む)障害児・者の総数は787.9万人であり、人口の約6.2%に相当します。この対策として、わが国では障害者総合支援法が定められ、難病も含めた障害児・者がその障害種別を問わず地域社会で共生できることを目的に、総合的な支援が推進されています。疾患を発症して障害児・者となっても、地域社会の一員として安心して生活できるようにすることが重要であり、本事業はその実現のための技術開発等を推進しています。
本事業は、ア)身体・知的等障害、イ)神経・筋疾患、ウ)感覚器障害、エ)精神障害の分野において、障害全般に関するリハビリテーション等の適切な支援を提供するための研究開発、障害を招く疾病等についての病因・病態の解明、予防、診断、治療法、リハビリテーション法等の先進的・実践的な研究に取り組むと同時に、障害児・者及びその家族の生活支援、社会参加等を目指した研究を推進します。
(事業ホームページ;https://www.amed.go.jp/program/list/01/04/004.html)
≪各研究開発課題の目標と求められる成果、採択条件≫
詳細な説明が公募要領の32~42ページ(https://www.amed.go.jp/content/000023079.pdf)に記載されていますので参照して下さい。
≪応募~採択の手続きとスケジュール≫
応募受付期間;平成29年11月9日(木)~平成29年12月14日(木)正午(厳守)
e-Radによる申請。所属機関の承認手続きを行うこと。
書面審査;平成29年12月中旬~平成30年1月上旬
ヒアリング(必要に応じて実施);神経筋疾患分野(平成30年2月1日)、感覚器障害分野(平成30年2月2日)、身体知的等障害分野(平成30年2月8日)、精神障害分野(平成30年2月16日)
採否通知;平成30年3月上旬
研究開始;平成30年4月1日(日)