7月12日付で平成28年度 日本医療研究開発機構(AMED)「8K内視鏡システムの医療上の有用性の検証及び高精細映像データの利活用による医療の質の向上等に関する研究」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1)応募意思の申し出締切:【平成28年8月2日(火)】
(2)応募書類一式提出締切:【平成28年8月5日(金)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-Rad】
―公募概要―
8K等高精細映像データ利活用研究事業
8K内視鏡システムの医療上の有用性の検証及び高精細映像データの利活用による医療の質の向上等に関する研究
http://www.amed.go.jp/koubo/020120160707.html
【公募期間】平成28年7月12日~平成28年8月16日(火)(正午)厳守
【研究開発の目的・内容】
本研究は、8K 内視鏡システムの開発・実用化に向けて試作機を開発し、高精細映像データも活用しながら医療上の有用性等について検証等を行うことで、医療現場に大きな変革をもたらす日本発の医療機器等の振興を図り、あわせて、高精細映像データの診断等への利活用に向けた具体的方策と課題の検討・検証を行い、医療の質・効率性や患者・国民の利便性の向上、産業競争力の強化に資することを目的として、以下の内容をいずれも達成する。
○8K 内視鏡システムの試作機を開発し、手術等への活用に係る医療上の有用性について科学的に評価可能なデータを収集・検証するとともに、その検証結果を踏まえた医療機器としての実用化・普及に向けた具体的計画を策定する。
○高精細映像データの診断等への利活用に向けた具体的方策の検討・検証を通じて、医療の質の向上等に向けた具体的計画を策定する。
【研究開発費の規模】最大5900万円(間接経費含む)
【研究開発実施期間】3年度(平成28年度~平成30年度)
【採択課題予定数】0~1課題程度
【研究開発の目標】
>平成29年度
-8K内視鏡システムの試作品※1の完成※2
※1 カメラ部分:画素7,680×4,320ピクセル、色域BT.2020準拠
システム全体:解像度3,500TV本、既存の医用内視鏡システムと比較して同等以上の性
能及び機能であることを示すこと
※2 本目標は平成29年度半ばまでの達成を目指す
-内視鏡システムの試作品において、内視鏡部分が薬食機参発0325第1号 別表2の55を参考
に生物学的安全性及び電気安全性を担保し、ヒトで使用可能であること
-ヒトを対象とした試験の実施
-高精細映像データの利活用に係るデータベースの維持管理体制の構築
>最終目標
-8K内視鏡システム試作品を用いてヒトを対象とした試験によるデータの収集
-8K内視鏡システムの実用化・普及に向けた具体的計画とりまとめ
-収集したデータを用いた医療上の有用性の検証・評価結果のとりまとめ
-高精細映像データの診断等への利活用に向けた具体的方策と課題のとりまとめ
【採択条件】
下記の条件をすべて満たすことを必須条件とする。
・事業趣旨および公募課題の目標と合致し、求められる成果の創出が期待できる計画であること。
・産学連携からなるコンソーシアムを形成し研究開発に参加するとともに、医療機関や関係学会と連携・協力して実施する研究。
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp