6月3日付で平成28年度 日本医療研究開発機構(AMED)「再生医療実現拠点ネットワークプログラム(幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム)研究事業」について新規課題が公募されました。
ご応募を検討されている研究者におかれましては下記照会先までご一報くださいますようお願いいたします。
(1)応募意思の申し出締切:【平成28年7月1日(金)】
(2)応募書類一式提出締切:【平成28年7月4日(月)】
【注意点】
・ 本学で応募が可能な方は、本学と雇用関係のある”常勤”の研究者となります。
・ 機関を対象としての公募であり、申請は代表機関の長が行うことになります。
・ 提案書の提出方法:【e-radのみ】
再生医療実現拠点ネットワークプログラム(幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム)研究事業
http://www.amed.go.jp/koubo/010220160526.html
【公募期間】平成28年6月3日~平成28年7月15日(金)【正午】(厳守)
【研究期間】3年度(平成28年度~平成30年度)
【研究費の規模/採択予定数】
① 一般:2000~3000万円/年(間接経費含む)/5課題程度
② 若手:1000~2000万円/年(間接経費含む)/8課題程度
※1法人あたりの採択数は、原則として①一般②若手それぞれ最大1 課題までとする。
【目標】
① 一般:将来の再生医療の可能性を広げる基礎的研究を支援し、幹細胞・再生医療分野の発展や次世代の再生医療の革新的な医療の実現に資する多様な優れたシーズを発掘する。なお、国際的競争力の高い優れた研究成果が期待できる、革新的・独創的な発想に基づく研究を重視する。
② 若手:「①一般」と同様に、将来の再生医療の可能性を広げる基礎的研究を支援し、幹細胞・再生医療分野の発展や次世代の再生医療の革新的な医療の実現に資する多様な優れたシーズを発掘する。「②若手」においては若手研究者枠を設けることにより、次世代を担う若手研究者を育成し、幹細胞・再生医学分野の継続的な発展に資する。なお、「②若手」においては特に、チャレンジングな研究を重視する。
【分野】
幹細胞・再生医学を活用し、将来的に再生医療分野または創薬への応用を目指す基礎的研究であれば分野は問わない。なお、国際的競争力の高い優れた研究成果が期待できる、革新的・独創的な発想に基づく研究を重視する。また、幹細胞・再生医学分野におけるイノベーション創出に資する異分野連携・国際性を有する研究も重視する。
(例示)※これに限らない
●革新性のある研究課題の例
分化誘導因子の解明など発生過程を模倣した分化誘導法の研究
幹細胞の分化過程におけるエピジェネティック研究
機能的免疫細胞の分化におけるエピジェネティクス研究
幹細胞の万能性と腫瘍化を識別するメカニズムの解明
再生医療等に用いる細胞の特性を利用した、高品質で安全な細胞分化培養法の研究(培地調整
法、培養条件を含む)
安全かつ高精度の細胞選別技術の研究(未分化iPS 細胞の除去法、非目的細胞の除去法など)
移植後組織の生着促進分子メカニズムの解明
移植細胞・移植組織のトレーシング技術研究
ダイレクトリプログラミングを利用した目的細胞・組織の再生技術研究
パラクライン効果のメカニズム解明
組織再生や創薬スクリーニング利用を目的とした三次元培養技術研究
●異分野連携の例
キーワードとして、IT 連携(インフォマティクス、ビッグデータ)、イメージング法、数理モデル、医工学等
●国際性の例
優れた海外研究者または海外研究機関との共同研究等により、革新的な研究成果の創出を目指す研究、国際標準の形成に資する研究等
【若手研究者の登用の推進】(AMED リサーチ・レジデント制度)
・人材育成の推進をはかること等を目的として、それに適う若手研究者の登用を支援する。
・AMED がリサーチ・レジデントとして若手研究者を雇用した上で、AMED の指揮監督のもと、対象となる委託研究開発に参加させることができる。
・リサーチ・レジデントの受け入れを希望する場合、研究開発提案書(様式1)「3.当該年度の計画経費」には基本経費と希望するリサーチ・レジデント一人あたり一律600万円を合算した金額を、また同「19.(1)各年度別経費内訳」の若手研究者登用費の記載欄に一人当たり一律600万円で記載・計上する。
担当(照会先):信濃町キャンパス 学術研究支援課 AMED担当
メール:amed-shinano@adst.keio.ac.jp