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教育

教育

第1学年(日吉キャンパス)、EEP

日吉キャンパスでの第1学年

医師や医学者には科学的、論理的思考能力と同時に、高い倫理的素養が求められています。加えて、多方面にわたる人間的な教養も要求されます。これらを修得する目的で、1学年では基礎教育科目として外国語科目、人文・社会科学科目、基礎科学科目、医学基礎教育科目が設置されています。入学後の1年間は日吉キャンパスで他学部学生と同じ環境で過ごします。

1学年の授業では、進級に必要な最低43単位中39単位が医学部設置の必修科目です。医学・生物学に関する科目がその中の1/3以上となる15単位を占めます。物理・化学・数学では,これまで曖昧にすることも多かった「考え方」の部分を重視します。医学部では,頭だけでなく手と体を動かすことを重視し、物理と化学の実験が隔週で1年間,生物学実験は毎週1年間継続します。語学は、英語の必修に加え、独語または仏語を選択します。レポート作成やプレゼンテーションのトレーニングも行います。


EEP(Early Exposure Program)

本格的な医学教育前の早期医療現場体験実習として1学年にEEPという独自の授業を設けています。
夏休み期間中の1週間程のグループ実習で、「介護者の見習い」として、老人医療施設や重症心身障害児施設、リハビリテーション施設などで実習を行います。医療現場のスタッフの苦労や患者さんのニーズを実地に体験することで、医学・医療を学ぶ心構えを身につけるとともに、医療教育へのモチべーションを高め、医師としてのあるべき姿を考えます。
この科目は約15年前に慶應義塾大学医学部が全国に先駆けて始めた特徴ある科目です。

EEP実習実施概要

年度

施設数

学生数

2005

25

102

2006

26

100

2007

27

101

2008

27

100

2009

27

111

2010

26

110

2011

26

116

医療系三学部合同教育

慶應義塾大学には、医学部に加え、2001年に看護医療学部が開設、2008年に薬学部が開設され、3つの医療系学部が揃いました。  
近年の医療では、専門分化が進む一方で、専門職同士のコミュニケーション、患者さんを中心としたチーム医療の重要さが増しています。それを受けて、医療系学部の合同カリキュラムを取り入れる大学が増えてきました。慶應義塾大学においても、2011年度より、医療系三学部合同教育「グループアプローチによる患者中心の医療実践教育プログラム」がスタートしました。  
スタートとなる2011年度は【後期教育】と【初期教育】の二つのプログラムが実施されました。  
2011年度の【後期教育】は、医学部6年生、看護医療学部4年生、薬学部6年生(いずれも最終学年の学生)を対象としたもので、「腎不全患者の腎代替療法の選択」テーマについて、グループワークをおこないました。和気あいあいとした雰囲気の中にも、患者さんの抱える問題の理解、医療・ケアのプランの立案について、最終学年らしい白熱した議論がおこなわれ、医療系三学部学生の交流という目的も果たせました。  
2011年度の【初期教育】は、医学部、看護医療学部、薬学部の各第1学年を対象としたプログラムです。6月は日吉キャンパスで、9月は、信濃町、湘南藤沢、芝共立の3つキャンパスに分かれて、医療系三学部の混合グループがキャンパスツアーとグループワークをおこないました。医療系三学部が交流を持ち、グループ学習などを通じて互いの学部の共通性と相違性を理解し、共同作業の大切さを学びました。  
2012年度は、【初期教育】【後期教育】に加えて、【中期教育】を湘南藤沢キャンパスでおこなう予定です。  このカリキュラムを通して、医療系三学部の学生が、学生のうちから大いに交流を深め、将来、患者さん中心のグループアプローチによる医療が実践できる医療人に成長していくことが期待されます。

2011年後期教育グループワークの様子

2011年後期教育グループワークの様子

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